ANIAFF2026 国際長編コンペティション選考委員のご紹介
国際長編コンペティションには、世界33カ国・地域から67作品の応募があり、選考委員の皆さまによる選考を経て、上映作品が決定しました。
アニメーションをはじめ、多様な分野で活躍する選考委員の皆さまのプロフィールと、「アニメーション・カンファレンス」で担当するセミナー等をご紹介します。
※以下、五十音順

須川亜紀子(横浜国立大学大学院教授)
専門は映像文化論、ファン研究。単著に『少女と魔法』(2013、*日本アニメーション学会賞受賞),『2.5次元文化論』(2021)。編著書にMechademia Second Arc 15:2 特集「2.5D Culture」(2023),『2.5次元学入門』(2024)。近刊Music and Contents Tourism(2026)など。
現在、アニメ業界の女性制作者へのインタビュープロジェクト(WIJA)とアニメ業界の多様性化を実現するプロジェクト(WIA-J)に従事。
「アニメーション・カンファレンス」担当プログラム
・次世代に向けてアニメーションの世界を語る:『アニメにおけるジェンダーを考える』
1960年代から現在に至るまでのアニメにおける男性・女性のヒーロー像の変遷を、社会状況を踏まえながら考察します。

藤津亮太(アニメ評論家)
1968年、静岡県生まれ。新聞記者、週刊誌編集を経て、2000年よりアニメ関係の執筆を始める。主な 著書に『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』(ちくま文庫)、『アニメと戦争』(日本評論社)、『富野由悠季論』(筑摩書房) などがある。東京工芸大学芸術学部教授。(Photo by Kaede Nakazato)
「アニメーション・カンファレンス」担当プログラム
・次世代に向けてアニメーションの世界を語る:『アニメを伝える・考える――「作る」以外のアニメの仕事』
ご自身のキャリアや仕事の実際を紹介しながら、「好き」をどうすれば仕事につながる力に変えられるのかを伝えます。

矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター)
フランス・パリ生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、銀行勤務を経て2000年より映画配給と宣伝を手がける一方、ドキュメンタリー映画のプロデューサーおよびフランス映画祭の運営に携わる。
2002年から東京国際映画祭に19年間在籍し、「コンペティション部門」「日本映画部門」「ワールド・フォーカス部門」の選定ディレクターを務めた。
21年4月に独立。22年3月にウクライナ映画人支援上映会を実施、さらに内外の映画祭や映画賞のアドバイザー業務に加え、上映企画のプロデュース、映画評の執筆、映画情報を発信するポッドキャスト番組の制作など、幅広く活動中。

矢野ほなみ(アニメーション作家・映像作家 / 株式会社nib)
日本の瀬戸内海の島に生まれる。『骨嚙み』(2021)が第45回オタワ国際アニメーション映画祭短編部門グランプリを受賞。
最新作『エリ』(2026)がカンヌ国際映画祭監督週間に正式選出。制作活動と並行して、アニメーションにおけるセクシュアリティとジェンダーを研究し、クィア・アニメーションに焦点を当てた上映企画のキュレーションを行っている。
ANIAFF2026では、メインビジュアルを担当。
招待上映/特別企画『矢野ほなみ』特集
・2021年に第45回オタワ国際アニメーション映画祭で短編部門グランプリを受賞し、今年は最新作『エリ』がカンヌ国際映画祭「監督週間」に選出され、ますます注目を集めている矢野ほなみさんの短編作品を複数上映し、ご本人から作品の制作背景やエピソードについてお話を伺います。
招待上映/特別企画『矢野ほなみ』特集 詳細はこちら>>
「アニメーション・カンファレンス」担当プログラム
・次世代に向けてアニメーションの世界を語る:『アニメーション作家はいかにしてなるのか?——「なる」ことから、つくり続けることへ』
一人のつくり手の試行錯誤を通して、アニメーションによる表現を始め、深め、続けていくことについて考えます。