アニメーション・カンファレンス 2026
審査員レクチャー
ファンタジアとジャンル映画祭におけるアニメーション
内容紹介
いま、世界の映画祭でアニメーションの存在感がますます高まっています。その最前線では、どんな作品が生まれ、何が注目されているのでしょうか。
カナダ・モントリオールのファンタジア国際映画祭でアニメーション部門を率いるルパート・ボッテンバーグが、映画祭の歩みをたどりながら、作品を選び、届けるというプログラマーの仕事や、短編プログラムをキュレートする際の視点にも迫ります。日本のアニメを起点に、中国、韓国、台湾、ヨーロッパ、ラテンアメリカへと広がる世界のアニメーションの現在と、そこから生まれる新たな表現の潮流について語ります。
※本プログラムはZoom を通じて日本語・英語の同時通訳を行います。
スマートフォンとイヤホンをご準備ください。
登壇者
ファンタジア国際映画祭アニメーション部門ディレクター
ルパート・ボッテンバーグ
カナダ・モントリオールを拠点に、編集者、ライター、ビジュアルアーティスト、イベントプロデューサー、コンテンツキュレーターとして活動。2014年より、モントリオールのファンタジア国際映画祭でアニメーション部門「Animation Plus」のディレクターを務める。
1990年代初頭、即興による共同コミック制作を中心とした学際的イベント「Montreal Comic Art Jams」を立ち上げ、ニューヨーク、オタワ、トロントなどでも関連イベントを開催。創刊初期の『Vice』に携わった後、1998年から2011年まで、モントリオールを代表する英字ニュース週刊紙『Montreal Mirror』の音楽編集者を務めた。この間、インディペンデント・ギャラリーで複数のグループ展をキュレーションしたほか、文学祭Blue Metropolisと連携し、10代を対象としたコミックのワークショップも担当した。
その後約10年間、モントリオールを拠点とするビジュアルアート・プロジェクト「En Masse」の共同ディレクターとして、即興による共同壁画制作を展開し、その教育プロジェクト「En Masse For the Masses」にも参加。
2012年に発表したグラフィック・リテラチャー作品『Traumstadtdenken』(Éditions Trip)は、ケベックのBédélys Indépendant賞を受賞。ほかに『Traumstadtdenken 2』(Trip)、『Fourscore Phantasmagores』(CZP)などのコミック/グラフィック・リテラチャー作品を発表している。
2019年には、バイリンガル音楽ウェブサイト「PANM360」の創設メンバーとしてカルチャーメディアでの活動を再開。現在は、日本の短編アニメーション・クリエーター育成プログラム『NeW NeW』のアドバイザーも務めている。