【連携企画】アニメーションとアートに関する講演会を開催!(12月6日、愛知県図書館) 次代を担う若い世代に対しアートの観点からアニメーション文化への理解を深めていただくことを目的として、愛知県図書館で、アニメーションとアートに関する講演会を開催します。当日は、ALIMO(アリモ)氏(愛知県立芸術大学メディア映像専攻教授)による講演のほか、トークセッションには県内有識者をはじめ本映画祭アーティスティック・ディレクターの数土直志も登壇いたします。  

ー開催概要ー

開催日時:2025年12月6日(土)14:00~16:30 開場:13:30 会  場:愛知県図書館 5階大会議室(名古屋市中区三の丸一丁目9番3号) イベント詳細は下記をご確認ください https://www.pref.aichi.jp/press-release/animation-art2025.html   アニメーションに関連した連携展示も実施しますので、ぜひご参加ください!
国際コンペティション部門 上映作品決定!

国際コンペティション部門には世界29ケ国から45作品がエントリー!国内から『ひゃくえむ。』、『ホウセンカ』ほか世界中から集結した気鋭の11作品が上映

2024年1月以降に完成された 40 分以上のアニメーション作品であることを条件とした第1回目の国際コンペティションの募集には、初めての開催にもかかわらず約3か月間の間に世界29ケ国から45の気鋭の作品が集まりました。 その中から、『ひゃくえむ。』、『ホウセンカ』といった日本の作品をはじめとした11作品の上映が決定!上映作品について数土直志アーティスティック・ディレクターは「単純な手法の分類に当てはまらない独創的な映像の表現への挑戦、深いドラマや社会批評、多彩な作品群は2025年の世界のアニメーションシーンのフロントランナーといえるでしょう。ANIAFFに来れば世界のアニメーションの今が一望できるはず」と自信を見せています。 なお、国際コンペティション受賞作品は、金鯱賞(グランプリ作品)には賞金100万円とトロフィー、銀鯱賞(審査員賞)には賞金50万円とトロフィー、赤鯱賞(観客賞)には賞金20万円とトロフィーがそれぞれ授与されます。  

アーティスティック・ディレクター 数土直志 コメント

初開催されるANIAFFの長編コンペティションは、初回とは思えない多くの素晴らしい作品がエントリーされたことに大変驚き、また感動しています。どの作品を上映すべきか本当に悩んだ末、世界9ヶ国から11本をオフィシャルコンペ作品に決めました。手描き、CG、ストップモーション……、単純な手法の分類に当てはまらない独創的な映像の表現への挑戦、深いドラマや社会批評、多彩な作品群は2025年の世界のアニメーションシーンのフロントランナーといえるでしょう。ANIAFFに来れば世界のアニメーションの今が一望できるはずです。   ▼上映作品はこちら! https://aniaff.com/programs/#feature_film_competition      
オープニング作品決定!キム・ヨンファン監督『Your Letter』 このたび、本映画祭の幕開けを飾るオープニング作品として、10月1日に韓国で公開されたばかりの最新アニメーション映画『Your Letter』が決定いたしました! 『Your Letter』は韓国の人気ウェブトゥーン『縁の手紙』を原作に、キム・ヨンファン監督によってアニメーション化された作品です。転校先の学校で偶然謎の手紙を見つけた主人公が、手紙の中のヒントをもとに教室や花壇、屋上などさまざまな場所で手紙を探しながら、新しい友達を作り成長していく過程を描いた心温まる物語となっています。 今回、オープニング作品として上映されることにキム監督は「私は幼い頃から日本のアニメーションを見て育ってきましたので、日本で開催される新しい国際アニメーション映画祭の幕開けを、本作でご一緒できることをとても意義深く感じています」と喜びのコメントを寄せました。  

『Your Letter』キム・ヨンファン監督 コメント

こんにちは、『Your Letter』の監督、キム・ヨンファンです。 このたび、第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フェスティバルのオープニング作品として『YourLetter』を招待していただき、とてもうれしく、光栄に思っております。 私は幼い頃から日本のアニメーションを見て育ってきましたので、日本で開催される新しい国際アニメーション映画祭の幕開けを、本作でご一緒できることをとても意義深く感じています。 名古屋で、世界中から集まる素晴らしく多様なアニメーション作品に出会えることを、とても楽しみにしています。 映画祭の第1回の幕開けに、『Your Letter』をオープニング作品としてご招待いただき、心より感謝申し上げます。
企画マーケット 【ANIMART】 を開催!

日本から世界に放つアニメーション作品の誕生、新たな才能の発掘を目指して!企画マーケット 【ANIMART】 を開催!

クリエイターファーストを掲げる本映画祭は、この度新しい才能の発掘に目を向け、世界に放つ作品を創出するための企画マーケットも開催いたします。世界各国からのゲストも多数参加するANIAFFでは第1回目から企画マーケット【ANIMART】を開催し、新たな作品を生むため、新たな才能の発掘のための場を創出します。 【ANIMART】の開催についてジェネラル・プロデューサーの真木太郎は「これまで限定的であった投資環境に選択肢を増やし、持続可能な制作のための「出会いの場」です」、フェスティバル・ディレクターの井上伸一郎「企業にとっては、まだ見ぬ傑作や知られざる才能に出資し、応援するチャンスでもあります」と新たな才能の可能性に期待を寄せています。
オールナイト特集上映に愛知県出身の谷口悟朗 監督登壇! オールナイト特集上映として、愛知県出身で『コードギアス』シリーズ、『プラネテス』『ONE PIECE FILM RED』などの人気作品を手掛けてきた谷口悟朗監督が手掛けた『スクライ ド オルタレイション TAO』、『スクライ ド オルタレイション QUAN 』、『BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-』がミッドランドスクエアシネマ2にて上映されることが決定!上映には谷口監督も凱旋登壇し、トークショーを行います。 谷口監督の特集上映について、数土直志アーティスティック・ディレクターは「谷口悟朗はジャンルを縦断し、それぞれの魅力を最大限に引き出すアニメ演出の匠です。愛知県が生み出した卓越した巨匠監督と言っていいでしょう」とその起用理由を明かし、「1 時間を超える谷口悟朗監督のトークと共に、アイディアの創造と演出の醍醐味を伺います。ご期待ください!」と想いを明かしました。  

アーティスティック・ディレクター:数土直志 コメント

谷口悟朗監督と聞いたとき、どのような作品を思い浮かべるでしょうか?ロボットアニメに新たな主人公像を打ち立てた「コードギアス 反逆のルルーシュ」、人気シリーズを煌びやかな音楽で彩った「ONE PIECE FILM RED」、宇宙開発時代の日常を描いた「プラネテス」。谷口悟朗はジャンルを縦断し、それぞれの魅力を最大限に引き出すアニメ演出の匠です。愛知県が生み出した卓越した巨匠監督と言っていいでしょう。今回は近未来が舞台のアクションアニメ「スクライド」と 2020 年代のアニメの新しい在り方に挑戦した「BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-」で、その多彩な世界を一望します。 1 時間を超える谷口悟朗監督のトークと共に、アイディアの創造と演出の醍醐味を伺います。ご期待ください!  

谷口悟朗監督プロフィール

愛知県愛知郡日進町(当時)出身。 『無限のリヴァイアス』『コードギアス』シリーズ、『プラネテス』『ジャングル大帝』『ONE PIECE FILM RED』など、オリジナルから原作ものまで監督作多数。『ID-0』『revisions リヴィジョンズ』『BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-』など CG 作品も手掛け、『Azuki』のアニメ化プロジェクトではクリエイティブプロデューサーをつとめている。 最新作は『パリに咲くエトワール』(原作・監督)、『Dark Machine(ダークマシン)』(クリエイティブプロデューサー)。  
アニメ業界における多様性と公平性の向上を目指す Women in Animation 招待決定! 先日、アニメ界のアカデミー賞ともいわれる「アニー賞」を主催する、国際アニメーション映画協会の中で最大の支部である ASIFA-Hollywood と日本初のタッグを組むことが決定したばかりの本映画祭は、この度、Women in Animation (WIA)の会長であり、エミー賞受賞のプロデューサー/エグゼクティブのマージ・ディーン氏を本映画祭にお迎えします。ディーン氏は現在、Skybound Entertainment のスタジオ責任者として、Amazon Primeシリーズ『Invincible』をはじめとするオリジナルコンテンツの制作を統括。スタジオ設立やアニメーション制作パイプライン構築に精通し、Columbia-TriStar TV、Warner Brothers Animation、Mattel’s Playground Production、Omation、Technicolor Animation、Wildbrain Entertainment など、複数のスタジオの設計・再構築に携わってきました。ディーン氏は、WIA のメンタープログラム、ユネスコとの歴史的パートナーシップ、毎年開催される WIA ワールドサミットなどを通じ、世界中のクリエイティブな女性、トランスジェンダー、ノンバイナリーの人々の支援や啓発活動を推進。業界における多様性と公平性の向上に貢献し続けています。 今回の招待について数土直志アーティスティック・ディレクターは「早くから女性と共にある業界の課題に取り組んできた世界組織 WIA の知見を ANIAFF で共有することは、日本のアニメーション界にとって大きな意味がある」と期待を寄せています。  

アーティスティック・ディレクター:数土直志 コメント

いま世界のアニメーション業界はかつてない飛躍の時代にはいっています。作品の制作に関わるひとたち、場所、方法も多様化しています。そのなかで多くの女性が活躍しますが、その役割にいまでも十分なスポットが当たっているわけではありません。それは日本国内も同様です。早くから女性と共にある業界の課題に取り組んできた世界組織 Women in Animation(WIA)の知見を ANIAFF で共有することは、日本のアニメーション界にとって大きな意味があるはずです。

WIA (Women in Animation)とは?

1995 年設立。すべてのジェンダー・アイデンティティの人々がアニメーションの創作・制作・成果の共有に平等に参加できるよう支援する団体で、設立当初の会員 120 名から現在では 17,000 名以上に拡大し、アニメーション、VFX、ゲーム業界におけるジェンダー平等の推進をリードしている。 WIA は、雇用機会の拡大だけでなく、キャリア全体を通じた支援にも注力。「コミュニティ・サポート・リソース・ハブ」や「プロフェッショナル・グロース・イベント」、メンバーシップ基金などを通じて、創造的なキャリアの挑戦を支援している。メンバーや協力者とともに、アニメーション業界の包摂性と公平性を高める取り組みを続けている。  
国際コンペティション部門 審査員決定! アニー賞とのコラボ決定に合わせて、審査員にもASIFA-Hollywoodのエグゼクティブ・ディレクターであるオーブリー・ミンツ氏の参加が決定しました。 そのほかにも『Brazen』をはじめとしたバンドデシネ作家・イラストレーターとして活躍するペネロープ・バジュー氏、『トロン:ライジング』、『ラブ、デス&ロボット』シーズン3「死者の声」でアニー賞を受賞したポリゴン・ピクチュアズの代表取締役の塩田周三氏が参加します。 国内外から多彩な審査員が集まることに、数土直志アーティスティック・ディレクターは「世界のカルチャーシーンを牽引するかたがたの多様な立場からの多様な視点、そこからいまのアニメーションの在り方を見通す。その鋭い見識を期待しています」と語りました。    

審査員プロフィールとコメント

オーブリー・ミンツ氏

プロフィール
ILM(インダストリアル・ライト&マジック)や Square USA で長編アニメーターとして活動し、Smirnoff、マクドナルド、MuchMusic、General Mills、カナダのロックバンド Rush などのプロジェクトを監督。短編アニメ『Nothing to Say』はセレブ俳優ダニー・アイエロのナレーションで制作され、世界 41 の映画祭で上映。オーストラリア独立映画祭、Arctic Film Festival(国連 SDG イニシアチブ)、パームスプリングス国際アニメーション映画祭、アンカレッジ映画祭、NFMLA、Canada Shorts で受賞。 『Ideas for the Animated Short 2nd Edition』の共著者であり、Cartoon Brew、Animation Magazine、AnimationScoop.com、IndieWire.com に寄稿。ディズニー・アニメーション、ブルースカイ・アニメーション、ドリームワークス・アニメーションで講演、サンディエゴ・コミコン、SIGGRAPH、Lightbox Expo、Wondercon でプレゼンテーションも実施。 Turner Classic Movies(TCM)のテレビ番組でカナダ国立映画庁の短編アニメ特集(4時間)のゲストホストを務め、ドキュメンタリー『Autism Goes to College』にも出演。現在、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校アニメーション教授および ASIFA-Hollywood エグゼクティブ・ディレクター。
コメント
愛知県名古屋市で開催される第1回あいち・なごや国際アニメーション映画祭(ANIAFF)の名誉ある審査員を務めることができ、大変光栄に思います。今回の初開催は、アニメーション界にとって非常に刺激的な一歩であり、このクリエイティブな動きの一翼を担えることを誇りに感じています。 ASIFA-Hollywood のエグゼクティブ・ディレクターとして、世界中のアニメーション制作者や支援者とつながり、サポートできる機会を大切にしています。私たちは共に、アニメーションという最もダイナミックなビジュアルストーリーテリングの力を推進し続けています。それは、文化をつなぎ、伝統を尊重し、革新を促す力でもあります。 「世界中でアニメーションの文化と産業を発展させる」という ANIAFF の使命は、ASIFA-Hollywood の理念と強く共鳴しており、この国際的な関係がさらに成長し、発展していくことを楽しみにしています。  

©Eusebio Simone

ペネロープ・バジュー氏 

プロフィール
1982 年 パリ生まれ。パリ国立高等装飾美術学校(École Nationale Supérieure des Arts Décoratifs)でマルチメディアとアニメーションを専攻。卒業後、広告キャンペーン、書籍表紙、雑誌などでイラストレーターとして活動。ブログ『Ma vie est tout à fait fascinante』がオンラインで話題となり、出版でも成功。 作品は多くの言語に翻訳され、2011 年『Cadavre Exquis』でアンゴレーム国際漫画祭SNCF賞・ベストユーモアアルバム賞、2018 年『California Dreamin』でハーヴィー賞ヨーロッパ部門ベストブック賞、2019 年 二巻本『Brazen』でアイズナー賞米国版国際作品部門最優秀賞(20 言語に翻訳)、2020 年 Babelioコミックス賞、2021 年『魔女がいっぱい』漫画版でケベック書店員青少年コミックス賞を受賞。 『ジョゼフィーヌ』三部作の最初の二巻は 2013 年・2016 年に映画化(主演:マリルー・ベリー)、『Brazen』は 2020 年にアニメ化されテレビシリーズとして放送。2013 年 フランス芸術文化勲章(シュヴァリエ)を受章。
コメント
このたび、第1回となるANIAFFに参加できることを大変光栄に思うとともに、心から嬉しく感じています。それはいくつか理由があります。まず新たな冒険の始まりに居合わすことができること、そして魅力的な他の審査員の皆さまとお会いし、議論できることを今から楽しみにしているからです。また世界中の幅広い作品に出会えることにとても期待しています。 実はアニメーションは、私が大学で学んだ専門分野でもあると同時に最初の表現手段でもありました。それは現在の私のコミックの執筆にも息づいています。 そして本年度の開催では「Women in Animation(アニメーション界で活躍する女性)」プログラムが特集されると伺い、大いに胸を躍らせています。才能あふれる多くのアーティストとの出会いがあるに違いありません。 改めて、このような機会をいただけたことに心より感謝いたします。さあ映画祭の始まりです!  

塩田周三氏 

プロフィール
上智大学法学部国際関係法学科卒業。1991 年 新日本製鐡株式會社入社。1997 年 株式会社ドリーム・ピクチュアズ・スタジオ立ち上げに参画後、1999 年 株式会社ポリゴン・ピクチュアズ入社。2003 年 代表取締役に就任し、海外マーケット開拓に注力。TV シリーズ制作や海外市場をターゲットにしたコンテンツ企画開発を実現する一方で、Prix ArsElectronica(オーストリア)、SIGGRAPH(米) 、アヌシー国際アニメーション映画祭(仏)などの国内外映像祭の審査員を歴任。2021 年 12 月開催の SIGGRAPH Asia ではカンファレンス・チェアを務めた。2022 年、第 25 回文化庁メディア芸術祭 功労賞を受賞。2023 年、米国アニメーション専門誌 Animation Magazine より Hall of Fame Award を授与される。映画芸術科学アカデミー(AMPAS)会員。米国育ち、趣味はバンド活動。
コメント
「あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル(ANIAFF)」の第一回開催にあたり、審査員に選ばれたことを大変光栄に思います。私は兵庫県出身ですが、幼少期には名古屋に住む祖父母を訪ねて新幹線で足を運んでおり、ゆかりの深い地です。アヌシー国際アニメーション映画祭をはじめ、これまで数々の国際映画祭で審査員を務めてきましたが、名古屋で「クリエイター・ファースト」を掲げる新たな映画祭に携われることは感慨深いものがあります。初開催の審査は、今後の映画祭の方向性を示す重要な役割と認識し、気を引き締めて素晴らしい作品群と真摯に向き合いたいと思います。
“アニメ界のアカデミー賞”「アニー賞」と ANIAFFが日本初のコラボレーション! このたび、ANIAFFはアニメ界のアカデミー賞ともいわれる「アニー賞」を主催する、国際アニメーション映画協会の中で最大の支部であるASIFA-Hollywoodと日本初のタッグを組むことが決定いたしました! アニー賞は1972年に設立され、アニメーションに特化した数々の賞の中においてにもアニメーション業界最高の栄誉のひとつであり、2003年には宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が最高賞にあたる「長編アニメーション作品賞」をはじめ4部門で戴冠したほか、2024年には『君たちはどう生きるか』が絵コンテ賞、キャラクターアニメーション賞の2冠に輝いています。 日本の作品がさらに世界での存在感を示し、世界最高峰への舞台へと駆け上がる大きなチャンスとなる今回のコラボレーションについて、真木太郎ジェネラル・プロデューサーは「もはやグローバルコンテンツとなった日本のアニメーションの更なるマーケット拡大するチャンスを、今回のコラボをきっかけに本映画祭は考えていきたい」と期待を膨らませています。 また、アニー賞を主催する国際アニメーション映画協会の中で最大の支部であるASIFAHollywoodのエグゼクティブ・ディレクターであるオーブリー・ミンツ氏は「ANIAFF の掲げる『アニメーション文化と産業を世界に広める』という使命は、ASIFA-Hollywood の理念と深く共鳴しており、この国際的な関係がさらに発展していくことを心から楽しみにしています」とコメントを寄せました。
第1回「ディレクター・フォーカス」はスタジオ地図・細田守監督! 国内外の監督にスポットを当てる第1回「ディレクター・フォーカス」として、スタジオ地図・細田守監督作品の特集上映が決定! 明日8月1日(金)には、夏映画の金字塔『サマーウォーズ』が金曜ロードショーで放送され、先日、第82回ヴェネチア国際映画祭および第50回トロント国際映画祭に相次いで選出された最新作『果てしなきスカーレット』も大きな話題となっている細田監督。初期作品から現在に至るまで、その華々しい功績と魅力満載の作品の中からその名を一挙に映画界に轟かせた『時をかける少女』、2021年に公開され、細田監督作品の中でも歴代1位の興収を記録した大ヒット作『竜とそばかすの姫』といった人気作を特集上映します。   【アーティスティック・ディレクター:数土直志 コメント】 細田守が「時をかける少女」で映画界にセンセーションを起こしてから20年近くが経とうとしています。以来、細田守は長編アニメーションという表現手段を通して、「家族」「親子」「青春」「自己発見」といった普遍的なテーマを語ることに傑出した才能を見せてきました。描かれる世界はしばしば現実を飛び越えることで魅力を発揮します。そしてそれは国境を越え、熱狂を生み出してきました。 細田守は、いまや世界を代表する映画監督のひとりです。作品を一望することで、現在のアニメーションという映像表現のあり方、到達点も見えて来るはずです。その映像、テーマは時代を映す鏡でもあるのです。
未来に向かって進むクリエイターたちを表現したポスター解禁! このたび、クリエイター・ファースト絶対主義を掲げる国際アニメーション映画祭にふさわしいポスタービジュアルが完成いたしました! 映画祭のロゴと同じく愛知県名古屋市でグラフィックを学ぶ学生の皆さんを対象にした公募から、厳正なる審査を経て採用されたポスタービジュアルは、不確かな「未来」に向かって進むクリエイターの力強さを表現しており、希望を持って未来へ進むきっかけになってほしいという願いが込められています。 見事ポスターが選ばれた生徒さまよりコメントも到着しております。   【世古真鈴さん(HAL 名古屋 CG・デザイン・アニメ 4 年制学科 CG デザイナー専攻) コメント】 ロゴに続きポスター制作の機会を頂き、心より感謝申し上げます。本作では、不確かな「未来」に向かって進むクリエイターの力強さを表現しました。制作を通じ、文化や表現が人の心を支える力を持つことを実感しています。このポスターが、創作に関わる方々が文化の力を再確認し、希望を持って未来へ進むきっかけとなれば嬉しいです。 そして、ANIAFFという素晴らしいイベントが、新たな文化を築く出発点となることを願っています。