プログラムPROGRAM

招待上映
12/13 上映後トーク

フィル・ムロイ回顧上映

原題:フィル・ムロイ回顧上映

イギリス
2013

内容紹介

『痛くて惨めだ』:『Goodbye Mr Christie』、『Dead But Not Buried』に続くムロイの代表作「クリスティ」三部作の最終作にあたる。これまでも登場してきたクリスティ一家が、「自分たちは一体何者なのか」を再び探ろうと、最後の挑戦に立ち向かいます。

『ある時、地球で』:ロンドン郊外に暮らす家族――母と父、そして8歳の息子――は、自転車で南海岸を目指す旅に出る。道中で子どもが出会う出来事や人々との交流は、彼の心に深い影響を残し、やがて人生を大きく変えていく。

Credit: Courtesy of family

監督:フィル・ムロイ

フィル・ムロイ(1948–2025)、イギリスのアニメーター。チェシャー州ウォルアジー生まれ。絵画と映画を学び、1980年代後半に本格的にアニメーションに転向。骸骨のような黒インクのキャラクターと、簡素で不条理な背景を特徴とする独自のスタイルを確立。代表作に『カウボーイズ』『十戒』三部作『イントレランス』など。人間の愚かさやイデオロギー、暴力を辛辣なユーモアで描く。60本以上の作品を手がけ、国際的評価を獲得。76歳で逝去まで創作活動を継続。唯一無二で挑発的な遺産を残す。

特別企画

12/13 上映後トーク

ゲスト:ALIMO(愛知県立芸術大学教授)、山田遼志(アニメーション・アーティスト)

 

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