内容紹介
北はどこの北も淋しい
此処はどこも北なのだ
これから話すのは、私が北で出会った人々の記録だ
ただ記憶は断片的で、まったく要領を得ない
今はこれが徒労ではないかと焦り始めている
胸の鈍い知覚が 少しずつ形を変えては 時折世界の実存を認識させられる
2021©Yamamura Animation/Miyu Productions
監督:山村浩二
1964年生まれ。1987年東京造形大学卒業。「頭山」(02年)が第75回アカデミー賞にノミネート、「今世紀100年の100作品」の1本に選出。「カフカ 田舎医者」「幾多の北」など、アヌシー国際アニメーション映画祭、オタワの短編・長編グランプリ受賞、ザグレブやシュトゥットガルトのグランプリなど、155以上の賞を受賞。24年に「とても短い」がカンヌ監督週間公式セレクション。絵本「おやおや、おやさい」は50万部を超えるロングセラー、他に「ぱれーど」など100タイトルを超える絵本に携わる。
川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章受章。
映画芸術科学アカデミー会員、東京藝術大学教授、中国美術学院客員教授、東京造形大学客員教授、愛知県立芸術大学客員教授。
特別企画
12/14 上映前トーク
ゲスト:山村浩二(アニメーション作家)、ALIMO(愛知県立芸術大学教授)
トーク:山村浩二「幾多の北」を読む


