内容紹介
三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという、不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父にねらわれ、クボを助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。父母の仇を討つ旅に出たクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知り——。かつて母と父に何があったのか？三味線に隠された秘密とは？祖父である＜月の帝＞と相対したとき、全ては明らかとなる——。
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監督：トラヴィス・ナイト
1973年、アメリカ生まれ。ストップモーション・アニメーションの製作会社ライカのCEO。アニメーターとしてキャリアをスタートし、『コララインとボタンの魔女』（09）を担当する。その後、プロデューサーとしても活躍、アニメーション『パラノーマン ブライス・ホローの謎』（12）を手掛ける。長編アニメ映画監督デビュー作である本作で、アカデミー賞®にノミネートされ、英国アカデミー賞を受賞する。
特別企画
12/14 上映後トーク
ゲスト：小川育（アニメーション作家）、篠原健太（コマ撮りアニメーター）