内容紹介
東京の複合施設・六本木ヒルズの2003年4月開業に際して作られたプロモーション用短編アニメーション。『SUPERFLAT MONOGRAM』に続き、アーチスト村上隆のコンセプトを細田守が映像化した。一部関係者をモデルにした「ロクロク星人」と呼ばれる村上隆のキャラクターたちが、完成した六本木ヒルズを来訪する。技法はフルCGで、オープン用のCMフィルムと同時制作された。ネット公開されていないレア映像である。
©2003 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
監督:細田 守
1967年生まれ、富山県出身。1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社し、1999年に「劇場版デジモンアドベンチャー」で映画監督としてデビュー。その後、フリーとなり、「時をかける少女」(06)、「サマーウォーズ」(09) を発表、国内外で注目を集める。11年、自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立し、「おおかみこどもの雨と雪」(12) 、「バケモノの子」(15) でともに監督・脚本・原作を手がけた。「未来のミライ」(18)(監督・脚本・原作)は、第91回米国アカデミー賞長編アニメーション作品賞にノミネート。「竜とそばかすの姫」(21)(監督・脚本・原作)は、第74回カンヌ国際映画祭カンヌ・プルミエール部門に選出された。
