アニメーション・カンファレンス 2026
次世代に向けてアニメーションの世界を語る
アニメーションの労働社会学
内容紹介
アニメ産業の労働問題は業界特有のようで、より広い日本の雇用慣行のあり方にも根ざしています。労働社会学の視点から労働問題を多角的に理解することを試みます。
登壇者
一橋大学大学院社会学研究科専任講師
松永伸太朗
労働社会学・人的資源管理論・ワークプレイス研究を専門とし、フリーランサーの持続可能な働き方やキャリア形成ならびにフリーランサーへのマネジメントのあり方をテーマとして社会学的な研究を行ってきた。とくにアニメ産業については2013年頃から制作者や制作会社を対象とするフィールドワークを継続的に行い、アニメーターの職業規範やキャリアとライフコース、制作進行による生産工程のマネジメント実践などについて議論してきた。主著に『アニメーターはどう働いているのか:集まって働くフリーランサーたちの労働社会学』(2020年、ナカニシヤ出版)、『産業変動の労働社会学:アニメーターの経験史』(2022年、晃洋書房)などがある。
愛知県立芸術大学美術学部教授
有持旭
2012年から 2年間エストニア芸術アカデミー客員研究員に従事した後、2019年に東京藝術大学大学院にてプリート・パルン論で博士号(学術)取得。現代アニメーション研究国際会議Animafest Scannerで研究発表を行った(2024、2026)。今年11月22、23日に京都で開催される国際シンポジウム「シュルレアリスム・アニメ」に登壇する。また、ALIMOという作家名で作品発表もしており、近年はアブドゥルアジーズ王世界文化センター(サウジアラビア)の協力のもと制作した、日常と寓話と哲学を混合させた『並んだLAND』(2023) は、ザグレブ国際アニメーション映画祭(2023)でプレミア上映された。