プログラムPROGRAM

国際コンペティション

ホウセンカ

原題:ホウセンカ

日本
2025

内容紹介

「ろくでもない一生だったな」
無期懲役囚の老人・阿久津が独房で死を迎えようとしていたとき、声を掛けたのは、人の言葉を操るホウセンカだった。“会話”の中で、阿久津は過去を振り返り始める。
1987年、夏。海沿いの街。しがないヤクザの阿久津は、兄貴分・堤の世話で、年下の那奈とその息子と、ホウセンカが庭に咲くアパートで暮らし始めた。縁側からは大きな打ち上げ花火が見える。幸せな日々であったが、ある日突然大金を用意しなければならなくなった阿久津は、組の金3億円の強奪を堤と共に企てるのだった――。
「退路を絶ったもんだけに、大逆転のチャンスが残されてんだよ」ある1人の男の、人生と愛の物語。

配給:ポニーキャニオン

Ⓒ此元和津也/ホウセンカ製作委員会

監督:木下麦

1990年生まれ。
多摩美術大学在籍時からイラストレーター/アニメーターとして活動。
P.I.C.S.入社後、アニメーターや監督補佐としてCMやミュージックビデオなどの制作に関わる。2021年にTVアニメ「オッドタクシー」で自身初となる監督、キャラクターデザインを担当し、大きな話題となった。「ホウセンカ」で初めて長編映画を手掛ける。現在P.I.C.S. management所属。

前のページに戻る